出典:デジタル大辞泉(小学館)

[接助]《形式名詞「もの」+断定の助動詞「だ」の仮定形「なら」から》動詞・動詞型助動詞の連体形に付く。
  1. (可能の表現に付いて)実現が不可能だと思われる事柄を仮定的に示す意を表す。…ならば。「別れられるものなら別れたい」「逃げられるものなら逃げてみろ」

  1. (「うものなら」「ようものなら」「まいものなら」の形で)もし実現したら、好ましくない事態が起こる場合を仮定的に示す意を表す。…としたら。「うそをつこうものなら、とんでもない目にあうぞ」「うっかり捨てようものなら、どやされるぜ」

[補説]「ものなら」は「ものならば」の「ば」が省略された形で、うちとけた話し言葉では「もんなら」となる。