出典:デジタル大辞泉(小学館)

モロッコの支配をめぐって起こったフランスとドイツの2回にわたる紛争。第一次は1905年、フランスのモロッコ進出に反対するドイツが、軍隊をタンジールに上陸させた事件(タンジール事件)。第二次は1911年、アルヘシラスでの国際会議の結果に不満のドイツが、軍艦をアガディール港に入港させた事件(アガディール事件)。イギリスの仲介で、ドイツは、フランスからコンゴ北部を譲り受ける代わりに、モロッコから撤退した。