もん‐ち【門地】 の意味

  1. [名・形動]
  1. 家柄。門閥 (もんばつ) 。「門地がある」「門地が高い」
  1. 《家の格式によって作法などが違うところから》物事の関係・順序などが本来の逆になっていること。また、そのさま。あべこべ。
    • 「するほどの事―になりて」〈浮・子孫大黒柱〉
  • 名詞
  • もん‐ち【門地】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・家は門地も正しいし、親譲りの資産も相当にある。

      芥川竜之介「奇遇」

    • ・・・そうして、この品位は単に門地階級から生ずる貴族的のものではない、半分は性情、半分は修養から来ているという事を悟った。

      夏目漱石「長谷川君と余」

    • ・・・第十二条に、「凡そ人は法の下に平等にして、人種、信条、性別、社会的地位、又は門地に依り政治的、経済的、社会的関係に於て差別をうくることなきこと」と明記されている。

      宮本百合子「現実の必要」