ゆめ‐ゆめ の意味

  1. [副]《副詞「ゆめ」を繰り返して意味を強めた語。「努努」「努力努力」などとも当てて書く》
  1. (あとに禁止を表す語を伴って)決して。断じて。「ゆめゆめ忘れるな」
  1. (あとに打消しの語を伴って)少しも。まったく。「ゆめゆめ考えもしなかった」
  1. つとめて。心して。
    • 「汝、なほ―仏を念じ奉り」〈今昔・一二・二八〉
  • ゆめ‐ゆめの例文

    出典:青空文庫

    • ・・・一 嫉妬の心努ゆめゆめ発すべからず。

      福沢諭吉「女大学評論」

    • ゆめゆめあるまじき事にして、徹頭徹尾、恕の一義を忘れず、形体こそ二個に分かれたれども、その実は一身同体と心得て、始めて夫婦の人倫を全うするを得べし。

      福沢諭吉「日本男子論」

    • ・・・かかる大切の場合に臨んでは兵禍は恐るるに足らず、天下後世国を立てて外に交わらんとする者は、努ゆめゆめ吾維新の挙動を学んで権道に就くべからず、俗にいう武士の風上にも置かれぬとはすなわち吾一身の事なり、後世子孫これを再演するなかれとの意を示して・・・

      福沢諭吉「瘠我慢の説」