横座（よこざ）とは？意味・読み方・使い方

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よこ‐ざ【横座】
の解説

１畳や敷物を横に敷いて設けた正面の席。上座。

２いろりの奥の正面で、一家の主人がすわる席。亭主座。

３横手の座席。「火鉢の—に座る」

４《勘定奉行の横目につけておくところから》勘定吟味役 (かんじょうぎんみやく) の異称。

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よこざ【横座】
の解説

狂言。二人の男が横座という牛の所有権を争うが、名づけ親の男が牛に故事などを語りきかせて名を呼び、牛に返事をさせて取り戻す。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

横座の例文(2)

出典：青空文庫

･･･ままきちんと囲炉裡の横座にすわった。そして眼鏡をはずす間もなく、･･･有島武郎「親子」
･･･合せて、樫の角火鉢の横座に坐った男が眉をしかめながらこう怒鳴った･･･有島武郎「カインの末裔」

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