らつ‐わん【辣腕】 の意味

  1. [名・形動]物事を躊躇 (ちゅうちょ) することなく的確に処理する能力のあること。また、そのさま。すごうで。敏腕。「辣腕を振るう」「辣腕な(の)弁護士」「辣腕家」
  • 名詞
  • らつ‐わん【辣腕】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・それでなければ、とてもこんなに顔のゆがんでいる僕をつかまえて辣腕をふるえる筈がない。

      芥川竜之介「田端日記」

    • ・・・いで用を足してそうして満足に生きていたいというわがままな了簡、と申しましょうかまたはそうそう身を粉にしてまで働いて生きているんじゃ割に合わない、馬鹿にするない冗談じゃねえという発憤の結果が怪物のように辣腕な器械力と豹変したのだと見れば差支な・・・

      夏目漱石「現代日本の開化」

    • ・・・ 本田富次郎の頭脳が、兎に角物を言う事の出来た間中は、彼は此地方切っての辣腕家であった。

      葉山嘉樹「乳色の靄」