り‐げん【×俚言】 の意味

  1. 俗間に用いられる言葉。里人の言葉。俗言。俚語。→雅言
  1. その土地特有の単語や言い回し。俚語。
  • 名詞
  • り‐げん【×俚言】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・て自然に美辞の法に称うと士班釵の翁はいいけり真なるかな此の言葉や此のごろ詼談師三遊亭の叟が口演せる牡丹灯籠となん呼做したる仮作譚を速記という法を用いてそのまゝに謄写しとりて草紙となしたるを見侍るに通篇俚言俗語の語のみを用いてさまで華あるもの・・・

      著:坪内逍遥 校訂:鈴木行三「怪談牡丹灯籠」

    • ・・・というのは俚言集覧には「額より頭上をおおう所を言う」とあるが、シンハリース語の isa は頭である。

      寺田寅彦「言葉の不思議」

    • ・・・しかし古言がやがて雅言で、今言がやがて俚言だとは私は感じない。

      森鴎外「訳本ファウストについて」