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れい‐ろう【××瓏】 の意味

  1. [形動][文][ナリ]1に同じ。
    • 「玉のように―な詩人らしく見え」〈漱石行人
  1. [ト・タル][文][形動タリ]
  1. 玉などが透き通るように美しいさま。また、玉のように輝くさま。「―たる山月」「八面―」
  1. 玉などの触れ合って美しく鳴るさま。また、音声の澄んで響くさま。「―たる笛の音」
  • れい‐ろう【××瓏】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ その夜はやがて、砂白く、崖蒼き、玲瓏たる江見の月に、奴が号外、悲しげに浦を駈け廻って、蒼海の浪ぞ荒かりける。

      泉鏡花「海異記」

    • ・・・ 寂しく微笑むと、掻いはだけて、雪なす胸に、ほとんど玲瓏たる乳が玉を欺く。

      泉鏡花「木の子説法」

    • ・・・室を隔てながら家を整したりし頃、いまだ近藤に嫁がざりし以前には、謙三郎の用ありて、お通に見えんと欲することあるごとに、今しも渠がなしたるごとく、籠の中なる琵琶を呼びて、しかく口笛を鳴すとともに、琵琶が玲瓏たる声をもて、「ツウチャン、ツウチャ・・・

      泉鏡花「琵琶伝」