あかる・い【明るい】 の意味

  1. [形][文]あかる・し[ク]
  1. 光が十分にあり、また光が強く差して、物がよく見える状態である。「―・い月」「東の空が―・くなってきた」⇔暗い
  1. 将来などに希望や喜びがもてる状態である。「―・い未来」「見通しが―・い」⇔暗い
  1. 性格や表情・雰囲気などが朗らかである。陽気だ。明朗だ。「―・い人柄」「―・い職場」⇔暗い
  1. 公明正大で後ろ暗いところがない。「―・い政治」⇔暗い
  1. 色が澄んで華やかである。「―・い青」⇔暗い
  1. (「…にあかるい」の形で)その物事・方面によく通じている。経験が豊富だ。「この辺の地理に―・い」「コンピューターに―・い人」⇔暗い
  1. [派生]あかるさ[名]あかるみ[名]
  • あかる・い【明るい】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・保吉はまた電燈の明るいのがこう云う場所だけに難有かった。

      芥川竜之介「魚河岸」

    • ・・・そとが明るいだけに教場の中は暗くなって僕の心の中のようでした。

      有島武郎「一房の葡萄」

    • ・・・ また山と言えば思出す、この町の賑かな店々の赫と明るい果を、縦筋に暗く劃った一条の路を隔てて、数百の燈火の織目から抜出したような薄茫乎として灰色の隈が暗夜に漾う、まばらな人立を前に控えて、大手前の土塀の隅に、足代板の高座に乗った、さいも・・・

      泉鏡花「国貞えがく」