分ける／別ける（わける）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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わ・ける【分ける／^▽別ける】
の解説

［動カ下一］［文］わ・く［カ下二］

１一つにまとまっているものをいくつかの部分にする。分割する。「ドラマを前半と後半に—・ける」「五回に—・けて支払う」「髪を七三 (しちさん) に—・ける」

２種類によって区分する。分類する。「子供と大人に—・ける」「大きさによって—・ける」

３幾つかに割って与える。分配する。また、一部分を人に与える。「財産を三人の息子に—・ける」「いただき物をお隣に—・ける」

４「売る」を婉曲にいう語。「この絵を—・けて下さいませんか」

５物を左右に押し開く。「人波を—・けて前に出る」「草の根—・けて捜し出す」

６勝負事で、勝負がつかないとして、やめさせる。引き分けにする。「勝負を—・ける」「星を—・ける」

７仲裁して、やめさせる。「けんかを—・ける」

類語

関連語

仕切り(しきり)

下接句

出典：デジタル大辞泉（小学館）

分けるの例文(21)

出典：青空文庫

･･･あとで何膳ずつかに分ける段になると、その漆臭いにおいが、いつまでも･･･芥川竜之介「水の三日」
･･･ものをだいたい三つに分けることができる。第一の種類に属する人は、そ･･･有島武郎「広津氏に答う」
･･･何も、肯分けるのでもあるまいが、言の下に、萩の小枝を、花の中へすら･･･泉鏡花「二、三羽――十二、三羽」

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