動詞「わ(侘)びる」の連用形から》

  1. 茶道・俳諧などにおける美的理念の一。簡素の中に見いだされる清澄閑寂な趣。中世以降に形成された美意識で、特に茶の湯で重視された。→寂 (さび) 

  1. 閑寂な生活を楽しむこと。

  1. 思いわずらうこと。悲嘆にくれること。

    1. 「今は我 (あ) は—そしにける息の緒 (を) に思ひし君をゆるさく思へば」〈・六四四〉

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