出典:gooニュース
12年前の“消えた年金”を泣き寝入りせず取り戻す方法
2007年、つまり12年前に日本中を揺るがした「消えた年金」騒動だが、まだ取り戻すことができる。年金受給前の人は、59歳の時に年金機構から封書で届くねんきん定期便の中の「年金加入履歴」を調べたい。社会保険労務士の蒲島竜也氏が語る。 「職歴、勤務先の会社名と勤続期間や標準報酬(給料)などの一覧が記されています。加入履歴が連なっていく合間に〈空いている期間があります〉と書かれていたら要
消えた年金 転職、社名変更、名字が変わった人は要注意
2007年に発覚した「消えた年金」問題では10年以上経っても2000万件の記録が未解決だ。しかし、その全てが持ち主の手がかりがないというわけではない。 そのうち約840万件は誰の記録かほぼ特定され、該当者にねんきん特別便や定期便で通知されたにもかかわらず、回答がないため支払いがなされていないケースだ。中には、年金受給者の分も、まだ年金受給開始年齢に達していない年金加入者のものも含まれる
第2の「消えた年金」問題も発生、年金減額16年の歴史とカラクリ
厚労省の毎月勤労統計の調査不正は、第2の「消えた年金」問題と呼ばれる──。統計調査の内容やデータを変えて平均賃金を低く見せかけた結果、国民が受け取る失業給付や労災の遺族・障害年金、介護休業給付などが数百億円も減らされ、追加支給が必要になった。被害者は延べ2000万人にのぼる。 12年前、2007年の「消えた年金」問題では、厚労省と旧社会保険庁のずさんな年金行政で5000万件を超える年金
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