出典:gooニュース
薬価、費用対効果の検証強化を=国民負担軽減で―財政審
具体策として、薬の公定価格(薬価)の費用対効果を検証する制度を強化する案などが浮上した。 2024年度予算ベースの国民医療費は約48.9兆円に達し、00年度比で1.6倍に増えた。政府は薬の費用対効果を評価する制度を19年4月に導入し、薬価の適正化に努めてきた。
財政審「医薬品の価格などに費用対効果の反映を」
財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会は、医療費が年々増加するなか、薬の価格などを費用対効果に応じたものにする必要があると指摘しました。 医薬品を巡っては、日本では一度承認されると事実上、すべて医療保険で賄われますが、イギリスなどでは薬の費用対効果を評価したうえで、医療保険の対象とするかどうかなどが決められています。
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