出典:gooニュース
米利下げ「回数減らすか先送りも」 FRB理事、インフレ抑制を優先
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は27日の講演で、年内に3回が想定されている利下げについて「全体的な回数を減らすか、先送りすることは適切だ」と述べた。物価高(インフレ)の圧力がなお根強いことを重視した発言で、「利下げを急ぐ必要はない」と明言した。 ウォラー氏は、米国の金融政策を決定する米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ12人のうちの一人。
米FRB、追加利上げの可能性極めて低い=ウォラー理事
Derby[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は27日、FRBが利上げする可能性は極めて低いという認識を示した。FRBが現在、利下げを検討する中、フェデラルファンド(FF)金利の引き上げについて考えるには「インフレ面で状況が劇的に変化する必要がある」と述べた。
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一方FRBは6月11─12日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを開始するとの見方が大勢となっている。
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