出典:デジタル大辞泉(小学館)

脂肪酸を酸化してアセチルCoAを生成する細胞内の代謝経路。アセチルCoAはクエン酸回路に組み込まれ、細胞のエネルギー源となるATPが産生される。βは、脂肪酸のβ位(末端のカルボキシル基から2番目)の炭素が順次酸化されることから。

[補説]β酸化は、遊離脂肪酸補酵素A(CoA)がチオエステル結合した脂肪酸アシルCoAを発物質として、ミトコンドリア内で4段階の反応を繰り返しながら行われる。1サイクルあたり2個の炭素原子が脂肪酸から切り離されてアセチルCoAが生成される。脂肪酸の炭素数が2nの場合、最終的にn個のアセチルCoAが生成される。