おう‐か〔‐クワ〕【欧化】 の意味

  1. [名](スル)思想や風習などがヨーロッパ風になること。また、そうすること。
  • 名詞

おう‐か〔‐クワ〕【欧化】の慣用句

  1. おうかしゅぎ【欧化主義】
    • 国の制度・文化などをヨーロッパ風に変えようとする考え方や立場。特に、明治10~20年代、井上馨外相を中心に条約改正交渉促進のためにとられた政策をいう。鹿鳴館の舞踏会に象徴される皮相的なもので終わった。
  • おう‐か〔‐クワ〕【欧化】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ その頃は既に鹿鳴館の欧化時代を過ぎていたが、欧化の余波は当時の新らしい女の運動を惹起した。

      内田魯庵「三十年前の島田沼南」

    • ・・・当時の欧化熱の急先鋒たる公伊藤、侯井上はその頃マダ壮齢の男盛りだったから、啻だ国家のための政策ばかりでもなくて、男女の因襲の垣を撤した欧俗社交がテンと面白くて堪らなかったのだろう。

      内田魯庵「四十年前」

    • ・・・ これは明治維新以来の欧化趨勢の一般的な時潮の中にあったものであり、自覚的には、思想的・文化的水準の低かった日本の学者や、思想家としてはやむをえない状態でもあったのである。

      倉田百三「学生と読書」