おうせつ‐ま【応接間】 の意味

  • 名詞
  • おうせつ‐ま【応接間】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・持って廊下を通ると、通せんぼうの手をひろげるような無邪気な所もあり、大宮校長から掛って来た電話を聴いていると、嫉けるぜと言いながら寄って来てくすぐったり、好いたらしい男だと思っている内にある夜暗がりの応接間に連れ込まれてみると、子供っぽい石・・・

      織田作之助「世相」

    • ・・・してみれば、せめて聴き手のために、応接間に煙草の用意ぐらいはして置きたいものである。

      織田作之助「中毒」

    • ・・・なんで、あれでもなしこれでもなしとさまざま息子の嫁を探したあげく、到頭奴さんの勤めている工場の社長の家へ日参して、どうぞお宅のお嬢さんを伜の嫁にいただかせて下さいと、百万遍からたのみ、しまいには洋風の応接間の敷物の上にぺたりと土下座し、頭を・・・

      織田作之助「天衣無縫」