あくせん‐くとう【悪戦苦闘】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 強敵に対して非常に苦しい戦いをすること。
  1. 困難な状況の中で、苦しみながら努力すること。「少ない予算で悪戦苦闘する」
  • あくせん‐くとう【悪戦苦闘】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・だから私は腹の底に依然として険しい感情を蓄えながら、あの霜焼けの手が硝子戸を擡げようとして悪戦苦闘する容子を、まるでそれが永久に成功しない事でも祈るような冷酷な眼で眺めていた。

      芥川竜之介「蜜柑」

    • ・・・五分、十分、私は足袋と悪戦苦闘を続けた。

      太宰治「佳日」

    • ・・・のダメという事になりまして、私は詩壇に於いて失脚し、また、それまでの言語に絶した窮乏生活の悪戦苦闘にも疲れ果て、ついに秋風と共に単身都落ちというだらし無い運命に立ちいたったのでございます。

      太宰治「男女同権」