おう‐りょく【応力】 の意味

  1. 物体が外力を受けたとき、それに応じて内部に現れる抵抗力。物体内部に任意の単位面積を考え、その両側が互いに及ぼし合う力の大きさと方向で表す。内力。歪力 (わいりょく) 。

おう‐りょく【応力】の慣用句

  1. おうりょくふしょく【応力腐食】
    • 引っ張り応力曲げモーメントなどの応力を受けた金属材料が、著しく腐食しやすくなる現象。割れが生じ、やがて脆性破壊に至る場合もある。高温高圧の水が流れる原子炉の配管などで生じる可能性があるため、十分な注意が必要となる。
  • おう‐りょく【応力】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・また船舶の胴体に働く剪断応力の分布について在来の考えの不備な点を考察した論文がある。

      寺田寅彦「工学博士末広恭二君」

    • ・・・それで、たとえば理論から出した最大剪断応力の趨向を示す線系が、実物試片のリューダー線や、「目に見える割れ目」とだいたい一致していたとしても、それは言わば偶然であって、必ずしもそうならなければならないというだけの根拠はまだ具備していないのであ・・・

      寺田寅彦「自然界の縞模様」