あく‐たれ【悪たれ】 の意味

  1. 悪たれること。また、その者。「悪たれ小僧」
  • 名詞

あく‐たれ【悪たれ】の慣用句

  1. あくたれぐち【悪たれ口】
    • 悪たれたものの言い方。憎まれ口。「悪たれ口をたたく」
  1. あくたれもの【悪たれ者】
    • 悪たれ口をきく者。また、乱暴者。
  • あく‐たれ【悪たれ】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ と、簪の珊瑚と、唇が、霞の中に、慈姑とは別に二つ動いて、「おじさんは、小児の時、お寺へ小僧さんにやられる処だったんだって……何も悪たれ坊ッてわけじゃない、賢くって、おとなしかったから。

      泉鏡花「古狢」

    • ・・・私の小説を読むと、この作者はどんな悪たれの放蕩無頼かと人は思うに違いないと、家人にはそれが恥しいのであろう。

      織田作之助「世相」

    • ・・・そうすると相手はあざ笑って、お古ならまだいいが、新しいのだ、今でも月に二三度はお手がつくのだと悪たれたのでございます。

      国木田独歩「女難」