出典:デジタル大辞泉(小学館)

野間宏の処女小説。昭和21年(1946)、文芸誌「黄蜂」に断続的に連載。翌年、同作を表題作とする作品集を刊行。左翼運動の弾圧が進む1930年代の暗い時代を背景に苦悩する学生たちの姿を描き、著者が戦後派作家として認められるきっかけとなった。