1. ㋐スミレ属の多年草。山野の日当たりのよい地に生え、高さ約10センチ。地上茎はない。葉は長い三角形。春、花柄を出し、濃紫色の花を横向きに開く。名は、花の形が墨入れ(墨壺 (すみつぼ) )に似ているところからという。すもうとりぐさ。 春》「—程な小さき人に生れたし/漱石

    2. ㋑スミレ科スミレ属の植物の総称世界に約400種、日本には55種が知られる。地上茎のあるタチツボスミレツボスミレ、地上茎のないエイザンスミレなど。

  1. すみれ色」の略。

  1. 襲 (かさね) の色目の名。表は紫、裏は薄紫

[補説]作品名別項。→すみれ
原題(ドイツ)Das Veilchenモーツァルト歌曲。1785年作曲。歌詞はゲーテの詩に基づく。
原題(イタリア)Le Violetteアレサンドロ=スカルラッティのイタリア語によるオペラ「ピッロとデメートリオ」の劇中で歌われる有名なアリア。
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