おお‐つぶ〔おほ‐〕【大粒】 の意味

  1. [名・形動]粒が大きいこと。大きな粒。また、そのさま。「大粒な真珠」「大粒の雨」⇔小粒
  • 名詞
  • おお‐つぶ〔おほ‐〕【大粒】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・と挨拶を残して、泰さんと新蔵とを左右にしながら、荒物屋の店を出ましたが、元より三人ともお島婆さんの家の前には足も止めず、もう点々と落ちて来る大粒な雨を蛇の目に受けて、一つ目の方へ足を早めました。

      芥川竜之介「妖婆」

    • ・・・ 火の粉かと見ると、こはいかに、大粒な雨が、一粒ずつ、粗く、疎に、巨石の面にかかって、ぱッと鼓草の花の散るように濡れたと思うと、松の梢を虚空から、ひらひらと降って、胸を掠めて、ひらりと金色に飜って落ちたのは鮒である。

      泉鏡花「瓜の涙」

    • ・・・「まぶたを溢れて、鼻柱をつたう大粒の涙が、唇へ甘く濡れました。

      泉鏡花「木の子説法」