あく‐む【悪夢】 の意味

  1. いやな恐ろしい夢。また、不吉な夢。「悪夢にうなされる」
  1. 夢としか思えないような、思い出すのもいやで恐ろしい現実のたとえ。「戦争の悪夢」
  • 名詞

あく‐む【悪夢】の慣用句

  1. 悪夢から覚める
    • 今まで自覚せずに行ってきた悪いことに気づく。
  • あく‐む【悪夢】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・しかしふだんは重苦しい眠が、――それ自身悪夢のような眠が、間もなく彼女の心の上へ、昏々と下って来るのだった。

      芥川竜之介「奇怪な再会」

    • ・・・そこで己は、まるで悪夢に襲われた人間のように、したくもない人殺しを、無理にあの女に勧めたのであろう。

      芥川竜之介「袈裟と盛遠」

    • ・・・ その晩もまた新蔵は悪夢ばかり見続けて、碌々眠る事さえ出来ませんでしたが、それでも夜が明けると、幾分か心に張りが出ましたので、砂を噛むより味のない朝飯をすませると、早速泰さんへ電話をかけました。

      芥川竜之介「妖婆」