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おお‐わらわ〔おほわらは〕【大童】 の意味

  1. [名・形動]
  1. 2が原義》一生懸命になること。夢中になってことをすること。また、そのさま。「記念式典の準備に―な役員たち」
  1. 髷 (まげ) の結びが解けて髪がばらばらになっていること。また、そのさま。童は髪を結ばなかったところから、大きな童の意でいい、多く、ざんばら髪で奮戦するさまに用いる。
    • 「石切といふ太刀ぬいて―になり」〈平治・下〉
  • おお‐わらわ〔おほわらは〕【大童】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・池の周囲はおどろおどろと蘆の葉が大童で、真中所、河童の皿にぴちゃぴちゃと水を溜めて、其処を、干潟に取り残された小魚の泳ぐのが不断であるから、村の小児が袖を結って水悪戯に掻き廻す。

      泉鏡花「海の使者」

    • ・・・……以来、打続いた風ッ吹きで、銀杏の梢も大童に乱れて蓬々しかった、その今夜は、霞に夕化粧で薄あかりにすらりと立つ。

      泉鏡花「菎蒻本」

    • ・・・訳者、鴎外も、ここでは大童で、その訳文、弓のつるのように、ピンと張って見事であります。

      太宰治「女の決闘」