お‐だて〔を‐〕【小×楯】 の意味

  1. [名]小さな楯 (たて) 。また、楯。
    • 「木幡 (こはた) の道に遇はしし嬢子 (をとめ) 後手(=ウシロ姿)は―ろかも」〈・中・歌謡〉
  1. [枕]《楯を立て並べたように山が連なるところからという》地名「やまと」にかかる。
    • 「―大和を過ぎ」〈・下・歌謡〉
  • 名詞
  • お‐だて〔を‐〕【小×楯】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・――もし二十五人であったら十二人半宛にしたかも知れぬ、――二等分して、格別物にもなりそうもない足の方だけ死一等を減じて牢屋に追込み、手硬い頭だけ絞殺して地下に追いやり、あっぱれ恩威並行われて候と陛下を小楯に五千万の見物に向って気どった見得は・・・

      徳冨蘆花「謀叛論(草稿)」

    • ・・・ 男の子が投げる事をやめる様にわきにある杭の木を小楯に取って、じいっとその方を見つめて居た。

      宮本百合子「農村」