あげ‐や【揚屋】 の意味

  1. 江戸時代、客が太夫 (たゆう) 天神などの高級な遊女を呼んで遊興した店。
  • 名詞

あげ‐や【揚屋】の慣用句

  1. あげやいり【揚屋入り】
    • 遊女が客に呼ばれて置屋から揚屋に行くこと。また、その儀式。大夫(たゆう)道中。
  1. あげやまち【揚屋町】
    • 遊里の中で揚屋が集まっている区域。京都島原、江戸新吉原の町名となった。
  • あげ‐や【揚屋】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・道の片側は鉄漿溝に沿うて、廓者の住んでいる汚い長屋の立ちつづいた間から、江戸町一丁目と揚屋町との非常門を望み、また女郎屋の裏木戸ごとに引上げられた幾筋の刎橋が見えた。

      永井荷風「里の今昔」