おどり‐こ〔をどり‐〕【踊り子】 の意味

  1. 盆踊りなどで踊る少女。踊り手。 秋》「―よ翌 (あす) は畠の草ぬかん/去来
  1. 踊りを職業とする女性。ダンサー。
  1. 顋門 (ひよめき) のこと。
  1. 《生きたまま味噌汁に入れると、苦しがって躍り上がるところから。もと僧侶の隠語》ドジョウ
  • おどり‐こ〔をどり‐〕【踊り子】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 厭らしく化粧した踊り子がカチ/\と拍子木を鼓いて、その後から十六七位の女がガチャ/\三味線を鳴らし唄をうたいながら入って来た。

      葛西善蔵「子をつれて」

    • ・・・という映画にも黒白の駝鳥の羽団扇を持った踊り子が花弁の形に並んだのを高空から撮影したのがあり、同じような趣向は他にもいくらもあったようであるが、今度の映画ではさらにいろいろの新趣向を提供して観客の興味を新たにしようと努力した跡がうかがわれる・・・

      寺田寅彦「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」

    • ・・・このレヴューからあらゆる不純なものをことごとく取り去ってしまったもの、ちぐはぐな踊り子の個性のしみを抜き、だらしのない安っぽい衣装や道具立てのじじむささを洗い取ったあとに残る純粋の「線の踊り」だけを見せるとすれば、それは結局このフィッシンガ・・・

      寺田寅彦「踊る線条」