おわ・る〔をはる〕【終(わ)る】 の意味

  1. [動ラ五(四)]
  1. 続いていた物事が、そこでなくなる。しまいになる。済む。「授業が―・る」「一生が―・る」⇔始まる
  1. (「終わった」「終わっている」の形で)廃れる。人気が衰える。「あの歌手はもう―・っている」
  1. (「…におわる」「…でおわる」などの形で)期待された結果が得られないまま、それが最後の状態になる。「失敗に―・る」「夢で―・る」
  1. 動詞の連用形に付いて、動作・作用が完結する意を表す。…しおわる。…てしまう。「食べ―・る」
  1. しまいにする。終える。「会議を―・ります」⇔始める
  1. 生命が尽きる。死ぬ。
    • 「笑へるごとくにて―・り給ひにけり」〈著聞集・二〉
  1. [可能]おわれる
  • おわ・る〔をはる〕【終(わ)る】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 遠藤は手紙を読み終ると、懐中時計を出して見ました。

      芥川竜之介「アグニの神」

    • ・・・三尺ほどの穴を掘り終ると仁右衛門は鍬の手を休めて額の汗を手の甲で押拭った。

      有島武郎「カインの末裔」

    • ・・・ やがて、自分のを並べ果てて、対手の陣も敷き終る折から、異香ほのぼのとして天上の梅一輪、遠くここに薫るかと、遥に樹の間を洩れ来る気勢。

      泉鏡花「伊勢之巻」