出典:デジタル大辞泉(小学館)

泉鏡花の小説。明治40年(1907)発表。芸者お蔦 (つた) と別れさせられた早瀬主税 (はやせちから) は、恩師の敵である河野一家を破滅させてみずからも毒を飲む。劇化され、新派名狂言の一つとなった。