おん‐りょう〔ヲンリヤウ〕【温良】 の意味

  1. [名・形動]性質などがおだやかで、すなおなこと。また、そのさま。
  • 名詞

おん‐りょう〔ヲンリヤウ〕【温良】の慣用句

  1. 温良恭倹譲
    • 《「論語」学而から》おだやかで、すなおで、うやうやしく、つつましく、ひかえめなこと。孔子が人に接する態度を評していった言葉。
  • おん‐りょう〔ヲンリヤウ〕【温良】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・秋の声は知らないでただ春の音ばかり知ってる両総の人の粋は温良の二字によって説明される。

      伊藤左千夫「春の潮」

    • ・・・君は、そういう場合、まるで非芸術のように頑固で、理由なしに、ただ、左を右と言ったものだが、温良に正直にすべてを語って御覧。

      太宰治「虚構の春」

    • ・・・今の桂三郎のような温良な気分は、どこにも見出せなかった。

      徳田秋声「蒼白い月」