甲斐甲斐しい（かいがいしい）とは？意味・読み方・使い方

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意味
例文
慣用句
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かいがい‐し・い〔かひがひ‐〕【^▽甲^×斐^▽甲^×斐しい】
の解説

［形］［文］かひがひ・し［シク］

１動作などがいかにも手ぎわよく、きびきびしているさま。「—・く立ち働く」「—・いエプロン姿」

２骨身を惜しまずに仕事に打ち込むさま。けなげだ。「—・く看病する」

３効果がはっきり現れるさま。物事が期待どおりになるさま。
1. 「いみじう急ぎたたせ給ふもことわりなり。よろづに—・しき御ありさまなり」〈栄花・初花〉

４頼りがいのあるさま。頼もしいさま。
1. 「年老い、身—・しく候はで」〈義経記・八〉

[派生]かいがいしげ［形動］かいがいしさ［名］

出典：デジタル大辞泉（小学館）

甲斐甲斐しいの例文(5)

出典：青空文庫

･･･を駆って、制服制帽の甲斐甲斐しい姿を、七条の停車場へ運ばせる事にした。　･･･芥川竜之介「西郷隆盛」
･･･胸高にちょっと留めた甲斐甲斐しい女房ぶり。些と気になるのは、この家あたり･･･泉鏡花「国貞えがく」
･･･活のあらたまった折の甲斐甲斐しいいきごみを感じたわけであった。煙草を一本･･･太宰治「彼は昔の彼ならず」

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