出典:gooニュース
介護保険料、京都府内の市の6割が引き上げ 高齢化進行が背景に
4月に3年ぶりに改定された65歳以上の介護保険料(月額基準額)で、京都府内15市のうち、6割にあたる9市が保険料を引き上げたことが、毎日新聞の調べで判明した。京都市では月額7000円を超えた。高齢化の進行などが背景にあり、負担増は今後も続くと見込まれる。 介護保険の財源は、介護保険料と公費で半分ずつ賄われている。
65歳以上介護保険料 団塊世代、要介護増見据え福島県内26市町村が引き上げ 避難区域8町村は減額
※介護保険料 介護保険を運営するため40歳以上が支払う保険料で、40~64歳と65歳以上で仕組みが異なる。介護サービスにかかる費用(介護給付費)のうち、利用者の自己負担分を除いた給付費の半分を保険料、残りを国と自治体の公費で賄う。65歳以上の保険料は市町村が3年ごとに基準額を見直した上で、個人の所得などに応じて支払う。基準額は各市町村の平均値。
札幌市、介護保険料次期値上げも 2期据え置き 基金残り少なく
2024~26年度の65歳以上の介護保険料について、札幌市は、基準月額を5773円とし2期連続で据え置いた。06年度以降、政令指定都市の平均額を下回っている。ただ、今後も高齢者人口は増える見込みで、次期改定は引き上げる可能性がある。市は、将来の給付抑制に向け、高齢者の健康増進事業を本格化させる。
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