がいねん‐てき【概念的】 の意味

  1. [形動]個別性を問わず、概括的・抽象的にとらえるさま。物事について大まかに把握するさま。「概念的で具体性に欠けている解説」
  • がいねん‐てき【概念的】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・文芸の上に階級意識がそう顕著に働くものではないという理窟は、概念的には成り立つけれども、実際の歴史的事実を観察するものは、事実として、階級意識がどれほど強く、文芸の上にも影響するかを驚かずにはいられまい。

      有島武郎「広津氏に答う」

    • ・・・ それであるから、概念的に、ただ海といっても、すべての子供達にぴったりと来るものでない。

      小川未明「新童話論」

    • ・・・試みに小学校の修身書を一瞥してもすぐ分ることであるが、その並べられた題目と、其れに関する概念的な口授式の教授ぶりとが、ほんとうの人間性の結晶と思っては大間違である。

      小川未明「人間性の深奥に立って」