かい‐ほう〔‐ハウ〕【開放】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 門や戸などをあけはなすこと。あけたままにしておくこと。「開放禁止」
  1. 制限をなくして、自由に出入りさせること。「門戸を開放する」「市場開放」
  1. 開放絞り」の略。「開放で撮ると背景がやわらかくぼける」
  • 名詞

かい‐ほう〔‐ハウ〕【開放】の慣用句

  1. かいほうエフち【開放F値】
    • カメラのレンズを開放絞りにした時のF値。レンズの明るさを示す指標となり、値が小さいほど明るい。
  1. かいほうがたシステムかんそうごせつぞく【開放型システム間相互接続】
  1. かいほうがただんぼうきき【開放型暖房機器】
    • 暖房器具のうち、燃焼に使った機器からの排気を室内に放出するもの。強制排気管のない石油ストーブ、ガスストーブ、石油ファンヒーターなど。室内の酸素不足によって一酸化炭素が排出されることもあるので、十分な換気が必要。
  1. かいほうがたびょういん【開放型病院】
    • 勤務医ばかりでなく、病院外の医師も診療に参加する方式の病院。地域の開業医が自己の診療所で入院治療の必要な患者を入院させ、ともに治療にあたる。欧米に多い。オープン式病院。
  1. かいほうけい【開放系】
    • 物理学で、特に熱力学的に、境界を越えた外部とエネルギーや物質のやり取りが行われる系。開いた系。→閉鎖系孤立系
  1. かいほうけいざい【開放経済】
  1. かいほうけっかんけい【開放血管系】
  1. かいほうげん【開放弦】
    • 弦楽器の弦を、左指で押さえないで奏する場合の、その弦。
  1. かいほうこっせつ【開放骨折】
  1. かいほうしぼり【開放絞り】
  1. かいほうじゅぎょう【開放授業】
  1. かいほうすいめん【開放水面】
    • 海氷がある海域において、海氷に覆われる海面の割合が10分の1未満の海面。
  1. かいほうせい【開放性】
    • 皮下や体内の障害部位が体外と通じていること。
  1. かいほうせいきょういんようせいせいど【開放制教員養成制度】
    • 教育学部など教員の養成を主な目的とする学部以外でも、教職課程を追加的に履修し、所定の単位を取得すれば、教員免許状を取得できる制度。日本で第二次大戦後に導入され、教員の資質の多様化に寄与した。
  1. かいほうせいけっかく【開放性結核】
  1. かいほうそっこう【開放測光】
    • TTL測光で、レンズの絞りを開放にしたまま、適正露出を測定する方式。シャッターを切るときだけ所定の絞り値に絞り込まれ、あとは開放絞りに戻る。
  1. かいほうたいけい【開放体系】
    • 経済学で、商品の輸出入や資本・労働の移動のような外国との取引を考慮して一国の経済を分析し、理論を構成していくこと。⇔封鎖体系
  1. かいほうてき【開放的】
    • [形動]ありのままを見せて隠しだてをしないさま。あけっぴろげ。「開放的な性格」⇔閉鎖的
  • かい‐ほう〔‐ハウ〕【開放】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・旧の盆過ぎで、苧殻がまだ沢山あるのを、へし折って、まあ、戸を開放しのまま、敷居際、燃しつけて焼くんだもの、呆れました。

      泉鏡花「開扉一妖帖」

    • ・・・ それだからこうやって、夜夜中開放しの門も閉めておく、分ったかい。

      泉鏡花「葛飾砂子」

    • ・・・六畳に三畳、二階が六畳という浅間ですから、開放しで皆見えますが、近所が近所だから、そんな事は平気なものです。

      泉鏡花「木の子説法」