かく‐じん【各人】 の意味

  • 名詞

かく‐じん【各人】の慣用句

  1. かくじんかくせつ【各人各説】
    • 人によって、それぞれ違う説をとなえること。
  1. かくじんかくよう【各人各様】
    • 人によって、それぞれやり方などが違うこと。人さまざま。
  • かく‐じん【各人】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・何人もが世界平等の苦痛を共に嘗め、共に味わなくてはならないように、各人の生活内容が変ってきた時、其処から初めて新しい感激が湧き、本当の愛が生れてくるだろう。

      小川未明「囚われたる現文壇」

    • ・・・なぜなら、幸福の解釈は、各人の考え様如何にあるのであって、その人が、生活の上に、また哲学を有するか否かに原因するものであります。

      小川未明「文化線の低下」

    • ・・・而して人間の娯楽にはすこしく風流の趣向、または高尚の工夫なくんば、かの下等動物などの、もの食いて喉を鳴らすの図とさも似たる浅ましき風情と相成果申すべく、すなわち各人その好む所に従い、或いは詩歌管絃、或いは囲碁挿花、謡曲舞踏などさまざまの趣向・・・

      太宰治「不審庵」