出典:デジタル大辞泉(小学館)

[形][文]かくれな・し[ク]
  1. 隠しようがなく表れている。それとはっきり分かっている。

    1. 「真 (しん) から飛んだ事を云ってしまったとの後悔が、―・く顔にあらわれる」〈左千夫・隣の嫁〉

  1. 残らず表れている。残すところがない。

    1. 「所のさま、おぼつかなき浦々磯の、―・く描きあらはし給へり」〈・絵合〉

  1. 世間に知れ渡っている。有名である。かくれもない。

    1. 「忍ぶとも、世にあること―・くて」〈・夕顔〉