あずさ‐ゆみ〔あづさ‐〕【×梓弓】 の意味

  1. [名]
  1. 梓の木で作った弓。
  1. 梓巫女 (あずさみこ) が用いる小さな弓。
  1. [枕]弓に関係のある、「引く」「張る」「射る」「反 (かへ) る」「寄る」「音」「本 (もと) 」「末 (すゑ) 」などにかかる。
    • 「―末は知らねど」〈・三一四九〉
「―はるかに見ゆる山の端 (は) を」〈拾遺・雑下〉
  • 名詞
  • あずさ‐ゆみ〔あづさ‐〕【×梓弓】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 如意輪堂の扉に梓弓の歌かき残せし楠正行は、年僅に二十二歳で戦死した、忍びの緒を断ちかぶとに名香を薫ぜし木村重成も亦た僅かに二十四歳で、戦死した、彼等各自の境遇から、天寿を保ち若くば病気で死ぬることすらも、耻辱なりとして戦死を急いだ、而・・・

      幸徳秋水「死生」