出典:デジタル大辞泉(小学館)

  1. 対になっているものの一つ。かたっぽ。かたっぽう。片一方。「手袋を片方なくした」

  1. 片側。「壁の絵が片方に傾いている」

  1. 対立する二つの立場の一方。「片方だけの意見を聞くわけにはいかない」

[用法]片方・[用法]一方――「片方(一方)の脚が痛い」などでは相通じて用いられる。◇「片方」は、二つあるうちの一つのほうで、手袋・靴・箸 (はし) など対 (つい) になっている品物の場合は「片方」で言うことが多い。「片方の靴が脱げてしまった」。「片っ方 (かたっぽう) 」はややくだけた、口語的な言い方。◇「一方」も、多くは二つあるうちの一つを指すが、方向・方角について言う場合、「山頂に立つと一方に海が見える」のように、いくつかあるうちの一つを指すこともある。この場合「片方」では置き換えられない。◇「一方通行」「一方的通告」「一方的勝利」なども「一方」だけの用法。◇類似の語に「他方」があり、「厳しい人柄だが、他方温かさも持っている」のように、「一方」と通じて用いられるが、文章語的である。