かちかちとは？意味・使い方

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かち‐かち
の解説

［副］堅い物がぶつかってたてる、軽く澄んだ音を表す語。多く、規則的で連続的な音にいう。「時計の—（と）いう音」「—と拍子木の音がする」

［形動］

１非常に堅いさま。かちんかちん。こちこち。「—に凍る」「のりが乾いて—だ」

２緊張や恐怖でからだがこわばっているさま。「初舞台で—になる」

３融通がきかないさま。こちこち。「—の石部金吉」
1. ［アクセント］はカチカチ、はカチカチ。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

かちかちの例文(9)

出典：青空文庫

･･･ばたばたさせながら「かちかち山だよう。ぼうぼう山だよう」と怒鳴ったり･･･芥川竜之介「追憶」
･･･すむと、貞水の講談「かちかち甚兵衛」がはじまった。にぎやかな笑い顔が･･･芥川竜之介「水の三日」
･･･ついている雪は、靴にかちかち鳴った。空気は鼻を切りそうだ。彼は丘を登･･･黒島伝治「渦巻ける烏の群」

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