あせり【焦り】 の意味

  1. あせること。いらいらする気持ち。焦慮。焦燥。「焦りの色を隠せない」
  • 名詞
  • あせり【焦り】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ その時、もう、これをして、瞬間の以前、立花が徒に、黒白も分かず焦り悶えた時にあらしめば、たちまち驚いて倒れたであろう、一間ばかり前途の路に、袂を曳いて、厚いふきを踵にかさねた、二人、同一扮装の女の童。

      泉鏡花「伊勢之巻」

    • ・・・謙譲の褄はずれは、倨傲の襟より品を備えて、尋常な姿容は調って、焼地に焦りつく影も、水で描いたように涼しくも清爽であった。

      泉鏡花「伯爵の釵」

    • ・・・号外が最う刷れてるんだが、海軍省が沈黙しているから出す事が出来んで焦り焦りしている。

      内田魯庵「二葉亭余談」