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あたか‐も【×恰も/宛も】 の意味

  1. [副]《「あだかも」とも》
  1. (多くあとに「のようだ」「のごとし」などを伴って)あるものが他によく似ていることを表す。まるで。まさしく。ちょうど。「―自分が体験したように語る」
  1. ちょうどその時。「時―芸術の秋である」

あたか‐も【×恰も/宛も】の慣用句

  1. 恰もよし
    • ちょうどよいことには。まことにぐあいよいことには。
      「―、山手に寄った家の若い者が五六人、駈けつけて来た」〈蘆花自然と人生
  • あたか‐も【×恰も/宛も】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・その代り間代、米代、電燈代、炭代、肴代、醤油代、新聞代、化粧代、電車賃――そのほかありとあらゆる生活費が、過去の苦しい経験と一しょに、恰も火取虫の火に集るごとく、お君さんの小さな胸の中に、四方八方から群って来る。

      芥川竜之介「葱」

    • ・・・ すると、恰も私のその油断を戒めでもするように、第二の私は、再び私の前に現れました。

      芥川竜之介「二つの手紙」

    • ・・・ 要するに、其の色を見せることは、其の人の腕によることで、恰も画家が色を出すのに、大なる手腕を要するが如しだ。

      泉鏡花「白い下地」