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がらん‐どう の意味

  1. [名・形動]中に何もなくて広々していること。また、そのさま。「―な(の)部屋」
  • がらん‐どうの例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 赤さびの鉄片や、まっ黒こげの灰土のみのぼうぼうとつづいた、がらんどうの焼けあとでは、四日五日のころまで、まだ火気のある路ばたなぞに、黒こげの死体がごろごろしていました。

      鈴木三重吉「大震火災記」

    • ・・・客車の中は白塗りのがらんどうで、ただ片側の壁に幅の狭い棚のような腰掛があるだけである。

      寺田寅彦「ベルリン大学(1909-1910)」

    • ・・・ 家中見廻して何一つこれぞと云うほどのものもない、洞の様な、このがらんどうで、到る処に貧のかげの差しただようて居るこの家の様子は私が始めて見る――斯う云う家、斯う云う生活もあるものかと思ったこの家の中に、色のやけてやせこけた、声ばかり驚・・・

      宮本百合子「農村」