可惜し／惜し（あたらし）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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あたら・し【可^＝惜し／^▽惜し】
の解説

［形シク］

１《それに相当するだけの価値がある、というところから》そのままにしておくには惜しいほどりっぱだ。すばらしい。
1. 「求めて得し玉かも拾 (ひり) ひて得し玉かも—・しき君が老ゆらく惜 (お) しも」〈万・三二四七〉

２それにふさわしい扱い方をしないのは惜しい。もったいない。
1. 「溝を埋むるは地を—・しとこそ」〈記・上〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

可惜しの例文(23)

出典：青空文庫

･･･じように、その煙管を惜しげもなく、他人にくれてやる事によって、更･･･芥川竜之介「煙管」
･･･で、お誓を抱いた時、惜しや、かわいそうに、もういけないと思った。･･･泉鏡花「神鷺之巻」
･･･さんが上がって来て、惜し気もなく銅の大火鉢へ打ちまけたが、またお･･･泉鏡花「眉かくしの霊」

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