あっ‐せい【圧制】 の意味

  1. [名・形動]権力などを使って、他の者の言動を押さえつけたり、人に強制したりすること。また、そのさま。
  • 名詞
  • あっ‐せい【圧制】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・、女にして見たいような少年、自分は美少年ではあったが、乱暴な傲慢な、喧嘩好きの少年、おまけに何時も級の一番を占めていて、試験の時は必らず最優等の成績を得る処から教員は自分の高慢が癪に触り、生徒は自分の圧制が癪に触り、自分にはどうしても人気が・・・

      国木田独歩「画の悲み」

    • ・・・とさも恨めしそうに、しかも少しそうはさせませぬという圧制の意の籠ったような語の調子で言った。

      幸田露伴「雁坂越」

    • 圧制や束縛が取りのぞかれたところにはじめて芽生える思想ではなくて、圧制や束縛のリアクションとしてそれらと同時に発生し闘争すべき性質の思想です。

      太宰治「十五年間」