かん‐せい〔クワン‐〕【官製】 の意味

  1. 政府が作ること。また、そのもの。「官製の団体」⇔私製
  • 名詞

かん‐せい〔クワン‐〕【官製】の慣用句

  1. かんせいきんゆう【官製金融】
  1. かんせいしゅんとう【官製春闘】
    • 春闘労使間交渉に政府が介入することを揶揄(やゆ)していう語。
    • [補説]平成25年(2013)、政府が政労使会議を開き、経済界に賃金の引き上げを要請。これを反映する形で高水準のベースアップが行われたことから、マスコミ等で用いられるようになった。
  1. かんせいだんごう【官製談合】
  1. かんせいだんごうぼうしほう【官製談合防止法】
  1. かんせいはがき【官製葉書】
  1. かんせいワーキングプアー【官製ワーキングプアー】
    • 国・地方自治体等の公的機関で、収入・待遇などが恵まれない状態で働く、非正規雇用の労働者のこと。雇い止めや低時給、正規雇用とほぼ同じ労働で賃金に格差があるなど、民間企業の場合と同様の問題があるとされる。
  • かん‐せい〔クワン‐〕【官製】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 官製煙草が出来るようになったときの記憶は全く空白である。

      寺田寅彦「喫煙四十年」

    • 官製の報道員という風な立場における作家が、窮極においては悲惨な大衆である兵士や、その家族の苛烈な運命と・・・

      宮本百合子「歌声よ、おこれ」

    • ・・・近代日本が、政治経済に於て官製であったと同じように文化も官製の性質を持っており、明治中葉以後のインテリゲンツィアに依って作られた文学は、主として官製なるものに、或は過去の儒的なものに対して、自覚された人間性の自由と自我の尊厳とを主張したもの・・・

      宮本百合子「今日の文学の鳥瞰図」