かん‐せい〔クワン‐〕【歓声】 の意味

  1. 喜びを抑えきれずに叫ぶ声。歓呼の声。「歓声をあげる」
  • 名詞
  • かん‐せい〔クワン‐〕【歓声】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・されど童らはもはやこの火に還ることをせず、ただ喜ばしげに手を拍ち、高く歓声を放ちて、いっせいに砂山の麓なる家路のほうへ馳せ下りけり。

      国木田独歩「たき火」

    • ・・・男爵は、歓声に似た叫びをあげた。

      太宰治「花燭」

    • ・・・ことごとく打ちたがやされて畑になってはいるが、この主人、ただの興覚めの実利主義者とかいうものとは事ちがい、畑のぐるりに四季の草花や樹の花を品よく咲かせ、庭の隅の鶏舎の白色レグホンが、卵を産む度に家中に歓声が挙り、書きたてたらきりの無いほど、・・・

      太宰治「家庭の幸福」