芳しい／馨しい／香しい（かんばしい）とは？意味・読み方・使い方

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かんばし・い【芳しい／^×馨しい／^▽香しい】
の解説

［形］［文］かんば・し［シク］《「かぐわしい」の音変化》

１においがよい。こうばしい。「—・い花の香り」「栴檀 (せんだん) は双葉より—・し」

２（多く打消しの語を伴って用いる）好ましいもの、りっぱなものと認められるさま。「成績が—・くない」

[派生]かんばしげ［形動］かんばしさ［名］

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

芳しいの例文(7)

出典：青空文庫

･･･濃く香しい、その幾重の花葩の裡に、幼児の姿は、二つながら吸われて消･･･泉鏡花「若菜のうち」
･･･其焼たての香しい香が戸外までぷんぷんする。其焼く手際が見ていて面白･･･国木田独歩「二少女」
･･･その上、傷口へ二三度香しい息を吹きかけてやって云いました。「さあ、･･･宮沢賢治「双子の星」

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