きおい〔きほひ〕【競い/勢い】 の意味

  1. 張り合うこと。競争すること。
  1. 強い勢い。気勢。
    • 「墨摺流 (すりなが) す空の―夕立の雨の一しきり」〈二葉亭浮雲
  1. 競い肌」に同じ。
  1. 競い馬」の略。
    • 「その時の御勝負には…十番の―にてありしよな」〈虎明狂・横座
  • 名詞

きおい〔きほひ〕【競い/勢い】の慣用句

  1. きおいうま【競ひ馬】
    • (くら)べ馬」に同じ。
      「―の鼓に我を打ちこめて出(い)だしもはてぬ世にこそありけれ」〈夫木・二七〉
  1. きおいがお【競ひ顔】
    • 相手に負けまいと張り合うような顔つき。
      「―にやとて思し止まりぬ」〈栄花・根合〉
  1. きおいぐち【競ひ口】
    • 勢いののったとき。調子づいたはずみ。
      「敵は十分勝ち誇ったる―」〈浄・島原蛙合戦〉
  1. きおいはだ【競い肌】
    • 任侠(にんきょう)のような気風。勇み肌。