き‐き【記紀】 の意味

き‐き【記紀】の慣用句

  1. ききかよう【記紀歌謡】
    • 古事記日本書紀に記載されている歌謡。重複分を除くと約190首で、上代人の日常生活全般を素材とし、明るく素朴で民謡的要素が強い。歌体は片歌(かたうた)から長歌までさまざまだが、定型・五七調はまだ成立していない。
  • き‐き【記紀】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 記紀にはないが、天手力男命が、引き明けた岩戸を取って投げたのが、虚空はるかにけし飛んでそれが現在の戸隠山になったという話も、やはり火山爆発という現象を夢にも知らない人の国には到底成立しにくい説話である。

      寺田寅彦「神話と地球物理学」

    • ・・・また旧い記録例えば記紀のごときものの記事にあるような語源説が信用出来ないという事は既に学者の明白に認めているところである。

      寺田寅彦「土佐の地名」

    • ・・・ 記紀を文学と言っては当たらないかもしれないが、たとえばその中に現われた神話中に暗示された地球物理的現象の特異性についてはかつて述べたことがあるから略する。

      寺田寅彦「日本人の自然観」